5年社会科 国土の地形の特色は?~フランスの地形と比べて~
国土の地形の特色を調べよう
国土の気候と地形の特色の学習で、国土の地形の特色を地形図から調べる活動があります。日本の地形図だけから特色を見ていくのは、平板で子どもたちピーンときません。
そこで、ワールドツアーでベルサイユ宮殿のあるフランスを見ていたので、そのフランスの地形図と比べてみようと問いかけます。領土の面積は、フランスの方が少し広いですが、地形の様子が大きく違います。
ウィキペディアより
パワーポイントで並べて提示したり、ミライシードのオクリンクで送ってもいいと思います。
すると、子どもたちから、次の意見が出ます。
・日本は、まん中に山地が続いている。
・平野が狭く、海沿いにある。
・川が短い。
教師の方から、山地から短い川は、流れが急になっていることを図などで説明します。
フランスと比べると、イメージがしやすくなります。
そして、山地、山脈をおさえていきます。
まず、日本の屋根といわれる飛騨、木曽、赤石山脈から始めます。
ここに位置しているのが、長野県、3000m級の山々があります。高地の学習につながります。
この日本の屋根から東側は、山地、山脈が南北に連なっています。
日本海側と太平洋側の気候の違いに大きく関わるところです。
そして、西側は、東西に山地、山脈が連なっています。
瀬戸内の雨の少ない気候に関わるところです。
次の地形と気候の関係に生かしていきます。