もりかっちゃんのブログ

小学校教師の社会科授業日記

5年社会科 日本の最南端の都道府県は。

日本の国土はどこからどこまで

 まず、日本の国土のすがたとして、日本は北海道、本州、四国、九州の大きな島と、たくさんの島々からできていることを地図で確認します。地図帳(帝国書院)のP29、30を開いておきます。

 たくさんの島々というのは、どれくらいの数か予想させます。14125という数字を告げると子どもたちは驚いていました。教科書は、6800以上の島々と書いているけど、詳しく調べると14125の島々だったと知らせます。大切なポイントです。

 そして、子どもたちに発問します。

「日本で最も南にある都道府県は、どこでしょう。」

 子どもたちからは、「沖縄県」「鹿児島県」などと声があがります。「東京都」と答えた時に、「正解です。証拠を見つけましょう。」と地図帳から探すように指示します。

 日本の最南端は、沖ノ鳥島で、東京都であることを確認します。グーグルアースを使って、実際の島の様子を見ます。

 同様に最北端の択捉島、最東端の南鳥島、最西端の与那国島を地図帳で確認して、グーグルアースで島の様子を見ます。

 最後に、沖ノ鳥島について説明をします。沖ノ鳥島は、無人島だけど今まで約750億のお金が使われていることを話します。子どもたちからは、「無人島なのにどうして。」と驚きの声があがります。

 「どうして沖ノ鳥島には、約750億のお金が使われているのだろう」と発問をします。子どもたちは、教科書や地図帳を調べます。「大事なものがある。」「この島は、魚がたくさん獲れる」など予想が出ます。

 次の時間に調べていこうと確認をして、まとめと振り返りをします。